今回の入場は2階観客席の通路から。この付近のファンは至近距離にファイターがみれて幸せでしょう。
これに乗り込んで下がって花道です。
ちなみに私はこれと反対側の入場花道の近くなので入場選手の顔が良く見えました。
右のガオグライは減量すればMAXにも出られる70キロ中盤、左の曙は230キロ。
並べてみるとなんという差。


○マイティー・モー 1回2分58秒  KO ゲーリー・グッドリッジ×
マイティーの分厚い重いパンチ・サモアンフックがビシビシ決まって圧勝でしたね。
ゲーリーなんにもできませんでしたから。
つかみはOK。


○ガオグライ・ゲーンノラシ 延長判定2-1 アレクセイ・イグナショフ×
イグナショフなめすぎ。アーツも指摘してたけど信じられない。
場内はキックで頑張るガオグライにだんだんと味方していって3Rごろには完全にガオグライ。
なんといっても中量級と重量級の体格差ですからね。クリンチしたときの比較は歴然。
日本人が大好きな柔をよく剛を制する。ガオグライにとても大きな歓声が上がってました。
延長で金的(上の写真)くらってもキックをあてつつ逃げ切り。

判定勝ちのときは場内大歓声。伊原会長(下の中の写真の背広の人)してやったり。
コーナーに登っているのは会長に促されてです。


×マイケル・マクドナルド 判定 ピーター・アーツ○


×グラウベ・フェイトーザ 判定 アーネスト・ホースト○
客を沸かせるブラジリアンキックもホーストのテクニックとパンチの前には決め手にかけましたね。


×天田ヒロミ 判定 レイ・セフォー○
パンチの打ち合いの中に効果的にキックをおりまぜていくセフォー。
次第に得意のノーガードにしたり余裕の出てきた3ラウンドにはさらなる横向いたりパフォーマンスを披露。
そして天田のパンチに堂々と打ち合う。そんな中で顔をだして挑発したりと客をあきさせません。さすが。


演舞中


×曙太郎 3回33秒  KO レミー・ボンヤスキー○
1ラウンドこそ押す場面もありやるなと思わせるも、2ラウンドからはやっばり手数が出ず。
そんな中ボンヤスキーは各種キックにパンチをおりまぜて逃げずに攻撃。
2ラウンド最後には写真のフロイングニーでせめ、最後はジャンプぎみの右ハイキックが完璧にきまりましたね
(下右の写真は決めた直後)


×シリル・アビディ 判定 武蔵○
場内はアビディコールがでると武蔵コールが消しにかかるほど。
武蔵流の攻めに磨きがかかってましたね。
ミドルキックにヒザと蹴りがするどい。
2ラウンドあたりはアビディの足をよく掴んでたので動きも見えていたんでしょう。


フランソワ"ザ・ホワイトバッファロー"ボタ  3R終了時TKO ジェロム・レ・バンナ×
 
ボクシング的な中にバンナはキックもおりまぜてバンナペースも、
2ラウンド中ごろからボタのパンチがあたり始めて効いてもらって(上の左下)逆転。
3ラウンドはいい打ち合いで判定1-0のドローでしたがバンナの延長試合放棄でTKO。

念願の初勝利をあげ喜びを爆発させるボタ。(グッドリッジも爆発してますが)
これだけの大舞台で初勝利は嬉しいでしょう。


閉会式。ちょうど裏なのでリラックスした選手達。
ホーストはファンサービスに、このもっていたタオルを投げ込んでました。
ちなみにアビディはファンとタオルを投げ合って交換してました。

大舞台で初勝利をあげごきげんのボタ。
閉会式後も最後まで残って出口ではファンと長い時間喜びを分かち合ってました。

一方、放心しているかのようなバンナ・・・・・・